バイトしていない(無職)と学生ローンでお金を借りるのは不可能?嘘もバレる

バイトしていない(無職)と学生ローンでお金を借りるのは不可能?嘘もバレる

学生ローンはアルバイトしていない無職の状態だと借りれないのでしょうか?実は条件はありますが1社借りれる可能性はあります。バイトをしているという嘘をついてもバレるのでやめておきましょう。
 

基本的にバイトしていないと借りれない!

銀行や消費者金融などの金融機関から融資を受ける場合には、必ず審査が行われることになります。それは学生ローンでも同じです。

 

では、アルバイト収入がない学生は、審査に通ることはできないのでしょうか?また審査に通るように収入やプロフィールで嘘をついても問題はないのでしょうか?

 

無職の学生がお金を借りる際に覚えておきたい知識をご紹介いたします。

 

未成年者とバイトをしていない学生

未成年の学生

学生ローンと聞くと、どのような大学生でも利用できるキャッシングサービスを想像してしまうかもしれませんが、現実は誰でも簡単に利用できるというわけではありません。

 

正確には20歳以上という条件が付けられており、未成年者の利用については申し込みをする資格すら与えられないのがほとんどの学生ローンです。※一部利用できる学生ローン会社はありますので、未成年のかたはこちらのページを確認してください→18歳・19歳の未成年でも借りれる学生ローン

 

これには裁判によって出された判決が関係しており、未成年者に対して融資をした後、利用者の親が責任能力の無い者に対して行った融資なのだから無効ではないかと訴えたもので、この訴訟でサービスの利用者側が勝利を収めることになりました。

 

この判決はその後の消費者金融業者に対して大きな影響をもたらすことになり、未成年者に融資をしたら不良債権になってしまい、損失が出る可能性が高いということで、現在ではほとんどの業者で年齢の確認のためにも身分証の提示が必要となりました。

 

バイトをしていない学生

成人していたとしても、アルバイトなどをしておらず所謂無職の状態で収入がゼロである場合、基本的にお金を借りることはできないと考えてよいでしょう。

 

ただ、あくまで基本的にであり一部借りれる可能性のある学生ローン業者もありますの以降も読み進めてください。

 

消費者金融業者が提供しているキャッシングサービスは貸金業法が適用されることになり、この法律の中で「総量規制」という制限がかけられています。

 

総量規制とは年収の1/3以上の金額を融資してはいけないという制限で、例えば年収が60万円のアルバイトをしている学生なら、その1/3にあたる20万円までしか融資はできないということになっています。

 

また、50万円を超える融資や他の借金との合計額が100万円を超える場合には収入証明書の提示を求める必要があります。

 

ですので、そもそもアルバイトをしていないという学生は年収は0円ですので、消費者金融から借りれる金額も0ということになります。

 

年収に含まれる金額はあくまでアルバイトでの収入である、奨学金や仕送りは含まれませんので注意してください!

 

「基本的に」アルバイトをしていないと借りれないのですが、実際は1つの学生ローン会社だけ一定の条件下にある学生ならば借りることができる可能性があります。

 

バイトをしてなくても利用できる可能性のある学生ローン会社

アルバイトをしていなくても借りれる可能性がある学生ローン会社が1社だけあります。

 

それは『カレッヂ』です。カレッヂは学生ローン業界では有名な存在ですね。

 

カレッヂがアルバイトをしていなくても借りれる可能性はありますが、アルバイトをしていなくても誰でも大丈夫というわけではなく、、次のような条件があります。

  • 一時的にアルバイトをしていない状態

 

どういうことかというと「これまでアルバイトをしたことがない」という方や「これからアルバイトする予定がない」という方は利用できないのです。

 

何らかの理由があって一時的にアルバイトを休んでいるけど、その理由が解消されたらアルバイトする予定というのなら利用可能ということになっています。

 

この条件に当てはまっている一時的にアルバイトをしていないという学生ならば、カレッヂに申し込みしてみるといいでしょう。

 

嘘をついてもいい?

学生でもしもキャッシングサービスを利用したいのであれば、嘘をついて利用するという方法を考えるかもしれませんが、これはほとんど意味の無い考え方となります。

 

まずは年齢についてですが、こちらは偽証がほとんど不可能です。

 

年齢、名前、成年月日などの情報は法律や制度によってがんじがらめになっているため、年齢を偽るのであればそもそも公文書を偽装する必要があるにも関わらず、それが不可能であると断言しても良いでしょう。

 

車の免許でも戸籍謄本や戸籍抄本などでも年齢を偽ることはできませんので、申請時に電話越しにて口頭で嘘の情報を伝えたり、申請書類に嘘の情報を記したりしてもすぐにばれてしまいます。

 

したがって、キャッシングを利用するにあたり、まずは年齢が20歳を超えていることが絶対条件であると考えておいてください。

 

次にアルバイトをしていないのにアルバイトをしているという嘘も考えつくかと思いますが、ほとんどの学生ローンの場合在籍確認というのは取っていません。

 

消費者金融や銀行は絶対に在籍確認でアルバイト先に電話がかかってくるのですが、学生ローン会社の場合子の在籍確認がないのです。

 

なので、アルバイトをしているという嘘をついてそのまま通る可能性も0ではないのですが、もし何らかの理由でばれてしまったら契約違反となり一括返済を求められる可能性も十分にあります。

 

なので、かなり危険なことですので絶対に嘘をつくのは辞めておきましょう。

 

クレジットカードならアルバイトをしていなくても作れる!

ということからアルバイトをしていない学生は基本的に学生ローンでお金を借りることはできませんが、クレジットカードならばアルバイトをしていなくても作れるものがあります。

 

クレジットカードのショッピング枠に関しては、総量規制の対象外ですので収入条件がありませんからね。キャッシング枠を付けるには総量規制の対象になってしまいます。

 

あくまでショッピング枠なので現金を手に入れることができませんが、その現金が必要な理由をクレジットカードのショッピング枠を使って支払ったりすることができるのならば、アルバイトをしていない学生はクレジットカードを作るといいでしょう。

 

ただ、どのクレジットカードでも良いというわけではなく、学生でも通りやすいクレジットカードを作らないといけませんよ。