ヤマハ(YAMAHA)には、人気の高いバイクが多くありますよね。
『SR400』『ドラッグスター』『YZF-R25』『MT-09』『XJR1300』『セロー250』『マジェスティ』などなど、人気車種が多いです。
ヤマハのバイクを購入するなら、ヤマハのバイク専門ディーラーYSPで購入するのがおすすめとなっています。YSPはヤマハの正規販売店ですからね。メンテナンスなど購入後の事も、正規販売店で購入しておけば安心です。
このYSP煮はバイクローンが2種類ほど用意されていますので、自分の状況に合わせて使い分けるといいでしょう。そこでヤマハのYSPが取り扱っている2種類のバイクローンを紹介しておきますね。
まず、YSPバイクバジェットローン(低金利自由返済型ローン)と呼ばれるローンは、支払い途中での一部繰り上げ返済や、返済期間の短縮、延長など残価設定型のローンより自由に返済内容をアレンジできるバイクローンです。
金利は実質年率2.9%で、支払い回数は最低24回から最長120回払いまでの設定が可能と、非常に幅広い期間の設定ができるのが魅力です。
また、頭金、ボーナス支払いゼロでも契約は可能なので、頭金を用意できない方や、ボーナス支払いができない方でも、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に支払いプランを組み立てることができます。
返済方法は月々支払いですが、繰り上げ返済、繰り下げ返済も可能です。
支払いパターンには以下のようなものがありますが、どうしても返済に余裕がなくなってしまうような場合は、最初に設定した契約から、支払い期間の延長も可能です。
ステップアップ返済は、契約時から毎月の支払額を段階的に増額していくプランです。毎月の支払額を増やしたり、一部繰り上げて支払ったりするなどの変更が可能です。
今は収入が少なくても、就職を控えているため少し先なら増額できるという学生さんなどに向いています。
ステップダウン返済は毎月の支払額を契約時から段階的に減額していくプランです。もちろん、余裕のある時は毎月支払額を変更することや、一部繰り上げ返済が可能です。
お金に余裕があるうちに多めに支払ってしまって、後の返済は少なくしていきたいという方に向いています。
余裕がある時に繰り上げ返済をする事は随時可能です。一部繰上活用返済をすると、支払い期間の短縮ができることや、以降の支払い額を少なくすることができます。
YSPバイクバジェットローンは低金利で支払方法も柔軟な万能に思えますが、デメリットも大きいです。
まず、自由返済型ローンは、契約できる車種と利用できる期間が決まっています。随時行われているローンではないので、対象期間外の利用ができないというのが大きなデメリットです。
また、全てのヤマハ(YSP)で取り扱っているローンではないので、利用できる店舗も限られています。
このように、YSPバイクバジェットローンは、タイミングが合って、欲しい車種が対象になっていればお得なバイクローンと言えるでしょう。
ヤマハ(YSP)の残価設定型ローンは、バイクの車両価格の半額を据え置き額(下取り価格)として設定し、残りの半額をローンとして分割払いするプランです。
ヤマハ(YSP)で取り扱っている車種なら、国内、海外向けモデルの新車は全車種対象です。
実質年利は3.9%で、支払いは車両サイズによって400ccクラス以上の小型二輪車が3年間36回払い、250ccクラスの軽二輪は2年間24回払いとなっています。
一般のローンは車両全額に対して支払いが発生しますが、残価設定型ローンなら、ローン対象が車両の半分にしかかからないため、月々のローン支払いが非常に楽になります。
スペシャルローンの支払い期間終了後は3パターンの方法があります。
まず、車両を返却して、据え置き額で相殺するパターンです。下取り価格は最初の契約の時に既に設定されているため、特別な支払いは発生しません。
2つ目のパターンは、車両を返却して新車を購入するパターンです。
最後に、支払い期間中乗り続けた愛着のあるバイクを手放したくないという方は、継続して乗るというパターンも選べます。
この場合は、据え置き額の分を一括で支払うか、ローンを組み直すことになります。
スペシャルローンは月々の支払いを抑えられることと、ヤマハ(YSP)が取り扱っている車種がほぼ全車種スペシャルローンの対象となっているので、好きな車種を選べるという事は大きなメリットです。
しかし、据え置き額が設定されているためローン支払い期間終了後に査定が行われます。車両の状態によっては査定価格が据え置き額を下回る場合もあり、その差額は実費で負担しなくてはならないので注意が必要です。
ヤマハ(YSP)のバイクローンは、YSPショップにてローン審査を申し込みます。
販売店によってはホームページから事前に審査を行えるところもあるので、まずは最寄りのYSPショップに問い合わせをするのがおすすめです。
YSPバイクバジェットローンの申し込み条件は個人であれば特に他の条件はありませんが、スペシャルローンに関しては据え置き額を設定している関係上、かなり細かい条件があります。
まず、スペシャルローンを利用した場合、購入したYSP店での定期点検を必ず受けることが条件です。法令及びメーカーとYSPが指定した点検を受けなくてはいけません。
さらに、ヤマハの国内外向けの3年保証にも法令点検実施が対象になるため、こちらの点検も受ける必要があります。
ローン支払い期間終了後の返却の際には、バイクがノーマルタイプであることが条件です。カスタムやオプションパーツを付けるのは自由ですが、返却時にはノーマル状態に戻して査定を受ける必要があります。
カスタム、社外部品は全て純正品に戻さないといけないので、外してしまったノーマル部品もすべて保管しておく必要があります。
そのため、ノーマル状態に戻せなくなるようなボアアップ等の改造はできません。また、カスタムペイントもノーマル状態とは認められず、新車時の純正カラーである必要があります。
返却時の査定については、YSPスペシャルローン査定基準が適用されます。
基本的には外観に損傷がなく、走る、止まる、曲がるといった普通の運転に支障がなければマイナス査定にはならないとされていますが、以下の7点に関してはマイナス査定となる事がホームページに明記されています。
・走行距離が20,000km以上
・車両がノーマル状態ではない
・パーツに欠損
・欠品がある
・事故歴がある
・YSP指定の定期点検を受けていない
・購入したYSPショップ以外での修理歴がある
その他にも、メカニズムの動作不良・サーキット走行により車体やエンジンに極端に負荷がかかった場合や、購入したYSPショップで推奨する部品や油脂液類を使用しなかった場合もマイナス査定が発生する場合があります。
このように、スペシャルローンに関しては申し込み自体は簡単にできますが、支払い期間が終わった際の車両の扱いにかなり厳しい条件が設定されています。
ヤマハ(YSP)のバイクローンは、かなり使用条件が厳しく、特に月々の支払いを抑えることができるスペシャルローンは、カスタムに制限がある場合や、点検も購入したYSP店で定期的に受けないといけないなど、非常に自由度が低いです。
その点、カードローンだと使用用途が限定されていないため、バイク購入資金としてカードローンを利用するのは全く問題ありません。
カードローンなら、いつでも即日融資を受けられるうえ、車種の縛りももちろんありません。何より、憧れのバイクを買ったその日から自分のものにできて、好きなようにカスタムできるのは嬉しいですよね。
自由にカスタムしてバイクを思う存分楽しみたいという方は、縛りの多いヤマハ(YSP)のバイクローンよりも、カードローンの利用をお勧めします。
また、カードローン以外にも銀行のマイカーローンを利用するのも一つの方法となってきます。
銀行マイカーローンの利点といえば、とにかく金利が低いといった事になります。
バイクローンと比較すると圧倒的に金利設定が低くなっているので、ちょっとでも金利を抑えたい場合は銀行マイカーローンを利用するといいでしょう。