バイクローンに限らず、お金を借りるという方法には何かと不安も伴うものです。
映画やドラマ、漫画において、借金苦というのは度々取り上げられているので、これまでローンなどに縁がなかった人も、危険性はなんとなく把握しているのではないでしょうか。
そのため、便利に借りられるとはいえ、やはりできるだけ少額融資にしておきたいという人も少なくないことでしょう。
バイクローンは、最低いくらから借りられるのでしょうか。特徴について、ご紹介していきます。
バイクローンに限らず、ローンやキャッシングの融資には限度額というものが存在します。下限、上限のそれぞれが決められており、その範囲内において検討できます。
業者や商品それぞれで異なるというのが実際のところですが、特にバイクローンやマイカーローンといった乗り物系専門ローンで多く見られるのは、下限10万円としているサービスです。
つまり、借りられる最低額は10万円ぐらいということです。
申し込むことにより、かならず設定された範囲でローン利用できるかといえば、そうでもありません。
まず第一に、審査がクリアできなければ、下限どころか1円も借りることはできません。主には、返済能力や信用度について確かめられ、各社の基準をクリアしていることにより融資可否が決められます。
ポイントは、職業や収入状況、また過去の借入歴などです。バイク購入を考える人の中には、フットワークの軽い移動手段として役立てたい若者なども少なくないことでしょう。
車より手軽な印象であり、爽快な乗り心地が魅力のバイクは、今も昔も人気です。ですがその場合、気にしておくべきなのが職業や収入です。
一定以上の安定収入が欠かせないため、学生や社会に出たばかりの人は、審査を通りにくくなってしまいます。
審査がクリアできたとしても、融資可能金額内で自由に借りられるというわけではありません。
審査結果によって、範囲内でいくらが利用できるかを決められるので、ローン会社の情報から、審査前にいくら借りられるか断定しておかないよう注意しておきましょう。
そして満額借りられるケースというのは、そこまで多くありません。過去の借り入れ歴がない、もしくはクリーンな状態であり、なおかつかなり収入が安定しているといった条件が必要となってきます。
とはいえ、今回のテーマである下限額については、そこまで心配はいらないでしょう。審査ギリギリであったとしても、借りられる以上は借り入れ可能額が下限からスタートするためです。
10万円が下限のローンなら10万円、50万円なら50万円と、まず間違いなく借りられるはずです。
バイクローンなどの専門ローンにおいて、10万円は少額の部類に入ります。
バイクといっても、高いものでは数百万、さらには1,000万円以上する場合もあるわけですから、そこから考えると、かなり低い額です。
とはいえ、人によってはこれでも少し高いと感じられるかもしれません。原付バイクや中古バイクともなれば、10万円は決して低い額ともいえないためです。
そうなってくると、ローン額をできるだけ抑えたいと考えている人にとって、バイクローンは理想的でなくなってくるかもしれません。ですが、ご安心ください。
そういう人向けに、より手軽に検討できるローンもおすすめします。
できる限り低い額から借り入れをおこないたい。その場合には、銀行のカードローンを利用してみてください。
バイク・マイカーローンと異なり、用途に限らずさまざまな買い物で利用できるローンですが、もちろんバイク購入に役立てたとしても問題ありません。
違いとしては、バイクユーザー向けのオプションがないことや、バイク店で担当者に勧めてもらえないといった程度です。
借り入れ額の少なさに焦点を当てて検討するのであれば、選択肢に加えてもまったく問題ないでしょう。
肝心の銀行カードローンにおける融資額の下限ですが、10万円よりさらに下回る、1万円からというケースも多く見られます。
本当は借金をしたくないけど、手持ちに加えて数万円だけ工面したい、そんなちょうど良い役立て方にも重宝できます。さらに嬉しい部分として、審査の通りやすさも挙げられます。
高額融資に関しては、返済能力や信用がとても重要となってきますが、少額ならそこまで厳しく見られないのです。
金融のプロといっても過言ではない、銀行が提供しているサービスであることもその理由のひとつでしょう。
できる限り少額の融資を受けたい。そう考えるなら、理想的な存在となってくれるでしょう。
バイクローンにしても銀行カードローンであってもそうですが、下限に近い融資額を借り入れるときには、少し注意も必要です。
借り入れ額を低く設定する場合、同時に金利は上限に近い利率となるのが一般的です。マイカーローンなら2~7%程度、銀行カードローンであれば4~18%といった幅が設けられています。
高額を借り入れれば4%で済むところが、手軽な工面のため数万円だけ借りると上限18%の金利をまるまる支払わなくてはならなくもなってしまうわけです。
わずか10%ほどとはいえ、金利はすべて業者側へ支払う手数料のような存在であるため、大きな損となってしまいます。
そこを考えた場合、一概に少額融資が便利でお得とも言い切れません。
では一体、どのような借り方が理想的なのかといった話になってきますが、やはり、バイク購入に必要な額を見て柔軟に検討するといった形でしょう。
借り入れ額が多ければ、その分返済期間や金利支払い回数が増えるわけですが、その分金利は抑えやすいです。
反面少ない額を借り入れると、返済期間、金利支払いが少なく済みますが、金利は上限に近くなります。
それぞれにメリットデメリットが伴うので、最終的な負担はどちらの方が軽いか考えた上で、賢く活用してみてください。
メリットデメリット、双方を意識して検討することは大事ですが、理想をいえば、やはり少額を低金利で借りたいというのが本音かと思われます。
そうした場合には、低金利を特徴とする銀行カードローンを活用してみてください。
金利上限である18%を設定している業者が多いですが、中には、14~17%ほどの、わずかながら18%を下回る利率を設定した業者も見られます。
その場合であれば、1万円ほどからでも少し負担を抑えて借り入れることが可能です。前述でも触れましたが、金利はわずか1%でも大きな違いとなってきます。
一回の支払いで軽く感じられても、毎月、さらにはそれが数年に渡り続くとなれば、結構な金額です。
1万円でそこまで分割することはないかと思われますが、重要性を考えるための例として、把握しておいてください。
とにかく、同じ銀行カードローンでも、できる限り低金利のサービスをおすすめします。
バイクローンやマイカーローンによる少額融資を考えるなら、だいたい10万円が下限となってきます。
比較的安価なバイクを買いたい、もしくは、手持ちもそれなりにあるので、プラスアルファの額として工面したいという場合に重宝します。
そして、それでもまだ高過ぎる、もっと抑えたいと考えるなら、銀行カードローンを検討してみてください。専門ローンではありませんが、1万円から借りられるところもあり、少額融資に適しています。
ただ反面、金利が上がりやすくなるというデメリットも伴うので、できる限り低金利のサービスを選ぶよう心がけるべきです。