ハーレーダビッドソンと言えば、世界中から愛されるバイクメーカーです。ハーレーに憧れてバイクに乗りたいと思う方も少なくありません。
アメリカのバイクメーカーであるハーレーダビッドソンのバイクは、大排気量のエンジンと独特の外観で多くのファンを魅了していますが、値段の問題も大きく、なかなか手に入りにくいバイクの1つです。
今回は、ハーレーダビッドソンのバイクを手に入れるためのバイクローンについて紹介いたします。
ハーレーダビッドソンを正規販売店で購入した場合は、ハーレーのディーラーバイクローンの利用が可能となっています。
『スタンダードプラン』・『ハーフアップ・プラン』と2つのローンプランから、ライフスタイルに合わせたプランを選ぶことが可能となっています。
2つのローンの詳細については下記で説明しますね。
また、ハーレーダビッドソン正規販売店ではなく、中古車バイク店などで購入した場合に関しては、ハーレーのバイクローンではなく購入したお店が契約しているバイクローンを利用するようになります。
この場合は購入店舗によってローン内容も変わってくるので、お店側に確認するようにしてください。
高級ブランドのイメージがあるハーレーダビッドソンですが、HARLEYスタンダードプランという名前のバイクローンが用意されています。
頭金が0円から可能、繰り上げ返済OKというプランで、何といっても最大150回の分割支払いができるのが大きな魅力です。憧れのハーレーを月々の支払額を抑えて購入できます。
ハーレーにいつか乗りたいと思っていても、なかなかハーレーの値段分の貯金は難しいものです。そんな時、HARLEYスタンダードプランのバイクローンは役に立ちます。
支払い回数は6回から150回まで選ぶことができ、ボーナス支払いも可能です。繰り上げ返済は可能ですが、その際は事務手数料が毎回1000円かかります。
実質年率は3.9%ですが、予告なく変更される場合もあるそうです。ハーレーダビッドソンのバイクであれば、新車でも中古車でも利用できます。
また、購入の際にカスタム費用も上乗せしてローンを組むことができます。ハーレーはカスタマイズにもかなり費用が掛かるので、カスタマイズ費用もローンに含むことができるのは便利です。
ハーレーダビッドソンのホームページで車両価格とカスタム価格を含めたローンのシミュレーションができるので、ローンを組んだときにどれくらいになるかが事前に調べる事が可能です。
HARLEYハーフアップ・プランは、新車を購入する際に総額の半分を据置額にする事で、月々の支払金額を抑えるプランです。
据置金額を除いた金額の支払いは、一括で支払うパターンと、分割で支払うパターンがあります。
分割支払いのパターンは12回、24回、48回、60回です。金利は年に3.9%です。
HARLEYハーフアップ・プランは、最大3年の据置期間が終わったら、据置額を一括で支払うか、再度分割契約を結んで支払うほかに、車両を返却して乗り換えるというパターンがあります。
常に新しいモデルに乗り換えたい方にとっては、HARLEYハーフアップ・プランは非常にメリットがあるプランと言えます。
購入後にも使える『HARLEYアレンジプラン』と『カスタム&メンテナンスプラン』
新しいバイクに乗り換えたいけれど、まだ前のバイクのローンが残っていて買い替えられないという方には、HARLEYアレンジプランが便利です。
前のバイクを下取りに出してローン未払い分を残債に当て、新車購入代金と前車の残債をまとめて一つにしてくれるバイクローンです。
他社からの乗り換えも車種によっては可能なので、最寄りのハーレーダビッドソンの正規代理店に自分の車種がHARLEYアレンジプランの適用が可能か確認するのがおすすめです。
HARLEYアレンジプランは、最大120回払いが可能です。金利は年3.9%で、ハーレーダビッドソンの他のバイクローンと同様です。
また、車検や修理、カスタマイズなど、とにかく購入後のメンテナンスにお金がかかりがちなハーレーにとって便利なのがカスタム&メンテナンスプランです。
最短6回から最長120回払いまでのローンで繰り上げ返済可能、金利はローン金額と支払い回数によって変わりますが、車検、修理、カスタム、パーツやアクセサリーの購入など、ハーレーに関するあらゆるものに適用できるバイクローンです。
バイク本体のローンはあっても、なかなかカスタムやメンテナンスに使えるバイクローンは無いので、正規店の純正サービスを受ける場合のバイクローンとして重宝します。
ハーレーダビッドソンのバイクローンを申し込む際は、ハーレーダビッドソンの正規ディーラーで申し込む必要があります。
最大150回のローンが組めるスタンダードプランをはじめ、ハーレーダビッドソンのバイクローンは種類も豊富で自分に合ったものが選べるので、ハーレーを手に入れたい人にとっては便利なバイクローンです。
ただ、ハーレーダビッドソンのバイクは高価な事もあり、150回払いにするとローンの金利だけで100万円を超えてしまう場合もあります。
たとえば、本体価格が約430万円のトライグライドウルトラにすると、150回払いで月々の支払いは18,000円ですが、金利は約110万円です。
長期分割にする場合は、繰り上げ返済を活用して、支払い残高を圧縮していく必要があるでしょう。
ただ、ハーレーのバイクはメンテナンスさえしっかりすれば、長い間維持できるバイクでもあります。
そのメンテナンスにお金がかかるという点はデメリットでもありますが、バイクローンがまだ何年も残っているのにバイク自体は使えなくなってしまったという事にはなりにくいメーカーです。
ハーレーは高価なだけに、自分のライフスタイルとローンの組み方のバランスを考えてバイクローンを選びたいものです。
また、バイクローン以外にも、カードローンを利用するという手段もあります。ハーレーダビッドソンのバイクローンは、使用用途が広いと言っても、ハーレーダビッドソン正規ディーラーのみの利用に限られてしまいます。
ハーレーを扱っている信頼できるバイクショップはたくさんあります。
正規ディーラーに比べて格安で中古品が手に入ることも多いですが、そうしたバイクショップではハーレーダビッドソンのバイクローンは利用できないため、銀行マイカーローンやカードローンを利用するのがいいでしょう。
特に銀行マイカーローンは金利も低くなっているので、バイクローンと比較するとかなりお得にお金を借りる事が可能となっていますよ。
なので、まずは銀行マイカーローンを利用する方向で考えていくのが絶対的にお勧めとなっています。
それと、友人にハーレーを売ってもらう・ヤフオクでハーレーを落札するなど個人間で購入した場合に関しては、バイクローンを利用する事が難しくなってしまいます。
ハーレーは高額なのでローンじゃないと購入できないといった場合もあると思います。このような時はカードローンを利用してお金を借りるのがいいでしょう。
何故こんなにハーレーのバイクは高いのかという疑問に思う方もいるでしょう。
ハーレーは見た目の格好良さと共に、高いというイメージを持っている方も多いです。実際、ハーレーダビッドソンのバイクは新車で安いものでも100万弱、高いものになると400万を超えるものもあります。
車種によっては自動車より高いバイクなので、気軽に手を出せるバイクではないというのも頷けます。
では、ハーレーダビッドソンのバイクは何故そんなに高いのでしょうか。答えは、ハーレーがアメリカのバイクだからです。
輸入車には、たくさんのコストがかかります。まず、アメリカからの輸入車には関税がかかり、さらにアメリカから日本までの輸送費もかかります。
これだけでもかなりの金額になりますが、海外のバイクは日本製のものに比べて、部品が手に入りにくく、何か車体に問題があった場合の保険料や保証料が上乗せされます。
こうした様々なコストが1台のバイクにかかってくるため、ハーレーは高いのです。逆に言えば、日本のバイクをアメリカで買う場合も、ハーレーのように高価になってしまいます。