バイクを購入する際に、バイクローンを検討する方も多いのではないでしょうか。バイクは高額な買い物なので、なかなか一括での購入は難しく、そんな時に便利なのが、バイクを対象に組めるバイクローンです。
バイクローンは、バイクメーカー各社やバイクショップから提供されているものと、クレジットカード会社や信販会社から提供されているものがあります。
今回はバイクローンの中でも人気の高いオリコのバイクローンについて紹介しておきますね。
オリコのバイクローンは、自動車もバイクも利用できるオートローンというものです。バイクローンの中でも業界トップシェアを誇り、年間の利用者は150万人以上、30年以上ローンの実績があります。
提携先は全国で18万店舗以上もあり、まさにオートローンの最大手と言えるでしょう。
オリコのオートローンの特徴は、非常に申し込みの手間が簡単だという事です。
契約書も基本的には1枚で済み、審査もスムーズです。サポート体制も充実しており、ローンについての疑問や質問、トラブルがあった場合でも、土日も対応してくれます。
また、オリコのオートローンは支払いプランを柔軟に選べるのが大きな特徴です。自分の生活や、ライフスタイルに合わせて支払いプランを途中で変更できます。
一度契約を結んでしまうと大幅に支払いプランを変えられないというバイクローンもある中で、オリコのオートローンは非常に使いやすいローンと言えます。
オリコのローンには種類がいくつかありますが、一番自由な支払い方法を選べる「自由払い型オートローン」がこのニューバジェットローンです。
ニューバジェットローンは、支払い方法が6パターン設定されており、自分に合った返済方法を選択することができます。
通常のパターンは均等払いといい、月々決まった金額を返済していく、ごく一般的なローン返済方法です。
均等払い以外には、ステップアップ返済、ステップダウン返済、スポット返済、スキップ返済、延長返済と、実に多彩な返済方法があります。それぞれの返済方法について説明します。
ステップアップ返済は、契約当初はローンの支払額を少なくし、回数を重ねていくにしたがって、支払い額を段階的に上げていくプランです。
自分の収入に合わせて支払いを増やしていくことができるので、支払い額のコントロールをしやすいというメリットがあります。
ステップダウン返済は最初は多めに支払って、徐々に月々の支払いを少なくしていく返済方法です。
一見大変なように思えますが、最初に多くの返済をする事で、金利の負担を少なくできるというメリットがあります。
スポット返済は、臨時収入があった場合など、まとまった金額を繰り上げ返済することができます。
スポット返済をする事で支払い期間をその分短くすることができるため、金利が少なくなります。
スキップ返済は、どうしても支払いが難しいという場合、一ヶ月分の金利だけ支払えば、返済を一ヶ月分スキップできるという支払い方法です。
その分一ヶ月支払い期間は伸びてしまいますが、突然の出費が重なった月などには非常に助かります。
延長返済とは、その名の通り支払い期間を延長させることができるプランです。新車の場合は最長120回まで支払いを延長する事ができます。
最初に組んだローンの返済が難しい場合に、月々の支払いを少なくして支払い期間を延長できるので、経済状況や景気の変化でどうしても支払い額を抑えたい場合にとても便利です。
オリコの残価設定型オートローンは、毎月の支払額を抑えて支払うことができるバイクローンです。
バイクの車両価格の半額を据え置き額(下取り価格)として設定することで、ローンとして支払うのは残りの半額分だけで済むというプランです。
バイクを一定期間使用した後は、継続して使用するか、買い替えをするか、売却をするか選べます。
据置額は自分であらかじめ設定できるので、月々の支払い金額をかなり抑えることができるほか、月々の予算が同じでも、据置タイプのオートローンはよりランクの高い車でローンを組むことができるのがメリットです。
残価設定型オートローンは、支払い期間終了後にバイクをどうするか選ぶ必要があります。そのまま同じバイクを使い続ける場合は、据置額を支払って乗り続けるという選択肢があります。
この場合、据置額の支払いは一括でも再びローンを組むのでも大丈夫です。
バイクが不要になった場合や、新しいバイクを購入したいという場合は、オリコのローンを申し込んだバイクショップで、バイクの下取りをしてもらいます。
もしも査定額が据置額より少なかった場合は、据置額と査定額の差額をオリコに支払う必要があります。
オリコのバイクローンは、支払いパターンが色々選べるのと、車種も新車や中古から自由に選べるため、金利もそれによって変わります。
ただ、他社のバイクローンはおおむね4~8%程度なので、オリコのバイクローンもその程度だと考えておくといいかもしれません。
また、オリコのオートローンでバイクを契約した場合、名義人が本人の場合とオリコになる場合があります。
ローンの契約内容によって名義がどちらになるか変わりますが、基本的には長期のローンを組んだ場合は、名義は自分のものではなく、オリコ名義になってしまう事が多いようです。
オリコ名義になってしまうと、ローンを完済するまでバイクの名義を換えられないのでデメリットが大きいです。
オリコのバイクローンは比較的申し込み条件が優しく、バイクを購入する際のオプション料金や諸費用もローンに組み込むことが可能なのですが、オリコのバイクローンを利用するには年齢制限があります。
バイクの免許が取得できるのは16歳からですが、オリコのバイクローンが利用できるのは18歳からとなっています。
18歳未満でバイクローンを利用してバイクを購入したい場合は、親の名義で契約する必要があります。
18歳から20歳になるまでの間は、親権者が連帯保証人になる必要があります。20歳を過ぎれば、学生でも本人名義でローンを組むことができます。
未成年がバイクローンを利用したい場合は、まず保護者同伴でバイクショップに行くのが良いでしょう。
しかし、高額なバイクのローンを利用するのに、学生や収入の少ない人だと、審査に通らないという場合も考えられます。
オリコのオートローンはオリコの審査によって融資が決まるため、支払い能力が低いとみなされてしまうと、せっかくバイクを購入したくても、購入資金を用立ててもらえなくなってしまいますよ。